メキシコ留学

2017年9月7日にメキシコで起きた地震について

こんばんは。お久しぶりです、まそんです。

ホストファミリーの家で暮らしつつ、平日はUNAMの語学学校CEPEへ、土日は出かけたり、家に居たりする毎日です。

 

さて先日、現地時間9月7日(木)の深夜に、マグニチュード8を記録する地震が起きました。震源地はオアハカ州近くの沖合、被害の特に大きかった地域は、オアハカ州とチアパス州。9月10日の夜の時点で、オアハカ、チアパス、タバスコで合わせて90名ほどの犠牲者が出ました。耐震性がない住宅・建物が多い被災地では、引き続き起こっている余震のため、避難生活を余儀なくされている方も多いそう。

 

私が住むメキシコシティでは、それほど大きな被害は見られなかったようですが、(私や私のホストファミリー、他の日本人留学生は無事です。普通に生活しています。)地震発生時は1、2分間ほど横にゆっくり揺れていました。

今回の地震に関して、気づいたことやメモを以下、箇条書きにして書いていきます。(今後思い出して付け足しするかも。)

 

・メキシコでは、建物に耐震性があまりないため、地震速報が鳴ったり、地震が来たらとにかく建物の外に出る。(倒壊した家屋の下敷きになる危険性が高いため。)

 …実は地震発生時、私はこのことを知らなくて、そんなに揺れているわけでもなかったので、「あー揺れてる。じっとしておこう。」と部屋の中に留まっていたところ、ホストファミリーの親戚から「外に出て。」と言われました。(実際、日本で起きる大地震に比べて揺れが小さかったため、「寝ていて気づかなかった。」という日本人留学生もいました。)

 

・前日(6日(水))の夕方にも地震速報鳴ったけど、地震は来なかった。

 

・揺れている間、雷みたいなものがかなり光ってた。(幾つかスペイン語で説明されている記事を見ましたが、よく分からず。。。)

 

・メキシコシティの人にとって、今回のような大きな地震は1985年に起きた地震以来だったそうな。

 

・オアハカ州、チアパス州の小中高校はもちろん、メキシコシティの学校&大学も地震発生日の翌日(8日(金))は休みに。テレビの全国ニュースでも、テロップで臨時休校のことを流してました。

 …ちなみに、UNAM(メキシコ国立自治大学)では、9日(土)からほとんどの授業、クラブ活動、イベントが再開しました。

 

・地震発生の2日後(9日(土))から、メキシコシティではUNAMやソカロ等で、救援物資の受付が始まる。

↑ソカロ広場に設けられたもの。

 

 

実はこの週末、カリブ海の島々やアメリカ・マイアミが巨大ハリケーン(イルマ)で大変になっていた一方で、メキシコの方にも別のハリケーン(カティア)が近づいてて心配していたのですが、わたしのいるメキシコシティの方では天候はあまり荒れず、良かったです。(ただ、カリブ海に近いベラクルスが影響を受けたようですが。。。)

 

まだまだ被災地の方では余震が続いており、連日ニュースで現地の様子を見ると、心が痛みます。特に、メキシコにおける先住民文化や先住民が抱える問題に関心がある私としては、今回の被災地が先住民の多い地域であり、いずれ訪れてみたいと思っていた地域なので、益々心配です。(「メキシコの先住民の多くは、社会における地位が低く、貧困率も高い。」という情報も、しばしば聞きます。)

出来るところから、私も被災地支援をしていきたいと思いますし、ぜひこのブログを読んでくださっている方で、メキシコ地震の募金の呼びかけや協力できるようなアクションを見つけられた方は、是非是非チアパス州、オアハカ州等の被災地支援にご協力いただきますよう、お願いします。

 

*9月12日追記

メキシコの情報を日本語で発信していらっしゃる「メキシコ情報総合ポータルサイトAmiga」さんが、メキシコ赤十字社の募金サイトを翻訳し、募金方法についての説明も加え、上記のサイトに情報を掲載しております。(現在は、リンク先ページにて紹介されているメキシコ赤十字社の地震被害に関する募金ページは無くなっています。)

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