こんにちは、まそん(máscara-sonrisa)です。タイトルには「3ヶ月」とありますが、もう、この12月で、留学開始から4ヶ月になります(汗)。
記事自体は11月に既に書いていて、本当はその時に更新したかったのですが、訳あって(主に、CONACYTへのレポートやCEPEの試験、12月の南東メキシコ横断旅etc. ←まあ、結局言い訳っていう。)、今更新してます。
現在は長旅から帰ってきた直後で、メキシコシティの寒さにちょっと震えてます。(ユカタン半島は暑かった。写真は、カンクンのホテルゾーン沿いにあるビーチ。)
というわけで、11月に書いておいたもののまま、以下に載せます。
皆さん、良いお年をお迎えください:)
¡Feliz Año Nuevo!
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もうすぐ冬休み。旅の計画を少しづつ建てている、まそん(máscara-sonrisa)です。
冬休みはかなり長く、1ヶ月くらいあるので、旅をする予定です。しかし、ハイシーズンと被るので、飛行機もバスも宿泊所も値段が高くなってしまうのがネック。旅程を色々工夫せねばなりません。
(↑画像は、前回の休みでテキーラ村へ行ってきたときのもの。一枚目がテキーラ畑、二枚目が試飲で飲めたテキーラたち。)
さて、2017年8月17日にメキシコに渡航してきてから、早くも3ヶ月が経ちました。
今回は、この3ヶ月間のメキシコ留学生活で感じたことについて、特に印象に残っていることを中心に、(かなり個人的な事情を含みますが、)書いていきたいと思います。
Contents
留学&生活全般のこと
多分、今までのメキシコ生活の体験の中で、多少美化されている記憶でもあると思いますが、
メキシコは語学留学に最適な地だなぁ、とよく思います。何故なら、人は優しいし、拙いスペイン語でも聞こうとしてくれる人が多い気がするため。
確かに、日本よりも公的機関のサービスや対応が劣っていたり、スリや盗難に遭う危険性が高かったり(アジア人顔であるため、尚更目立つし、狙われやすい。幸いなことに私はまだ犯罪に遭っていないけれども。。。)しますが、
基本的に、メキシコでは赤の他人に対しても親切な人が多いなぁと思います。
↑日本だと、「赤の他人には出来るだけ関わりたくない、関わらない方が良い。」という考えを持つ人が多いのかなぁと、
メキシコの電車で人々が、「次降りる?」と聞き合って、次に降りる人が降りやすいように場所を移動し合ったり、急停車によって転びそうになった人を助ける人がいたり、そういう風景を見る度思います。
(かく言う私も、赤の他人と関わらないようにする為の、日本にいる間行ってきた日頃の行動が身に染みついているなぁと、こちらで生活していてよく実感します。。。)
また、たまーに、「ニーハオ」とか「チーノ」と言って、近づいて来ようとする人、からかってくる輩はいます。しかし、ヘイト的な悪質な悪口を言ってくる人は、まだ見たことがないです。
文化や美術の側面で魅せられた、惹きつけられたこと
美術館&博物館が学生に優しい。
まず、メキシコの素晴らしい点の一つが、博物館や美術館が、こちらの大学の学生証提示でタダな場所が多いということ。
とても素晴らしいなと思います。例えばの例でいくと、
テオティワカン遺跡の入場料、大人57ペソ(約350円)が学生証提示で無料。
同じく、国立人類学博物館も、一般入場料72ペソ(約440円)が、学生証提示で無料に。
いやぁー、美術に興味があって、色々なものに興味関心を抱きやすい(尚且つ、ジリ貧学生の)私としては、本当に有り難い。¡Viva México!
しかも、メキシコシティ内だけでも、かなりの数の博物館&美術館があって、正直、あと8ヶ月の滞在の中で、どれだけじっくり見て回れるかなぁ、という感じ。
メキシコのダンスにハマる。
次に美術や文化の部分で惹きつけられたことといえば、メキシコの民俗舞踊やBachata(バチャータ)。ペアで踊るやつ。サルサよりももっと密着して踊る。)。
3年前、カナダへ短期語学留学に行った時、一緒に同居してたスペイン出身の女性がフラメンコを教えてくれた影響で、「日本に帰国したら、フラメンコを習おう」とした時同様、
身近にある踊りの魅力に取り憑かれています。
個人的にはメキシコ民俗舞踊に対する興味が強く、ダンサーの上半身は美しく、涼しい顔して踊っているのに、足のステップ(zapateado)はめっちゃ速くて難しいという、このギャップがとてつもなく好き。
あと、速いステップとそれに伴う靴の音が演目の中でピッタリ揃うと、盛り上がる。この盛り上がりも、すごく気に入っている。
こんな事情から、たまに民俗舞踊の公演(例えば、Ballet Folklórico de Mexico de Amalia Hernández) を見に行ったり、大学の民俗舞踊やBatchataのサークルの練習に参加したりしています。
あと、たまに無性に踊りたくなるので、そんな時はフィエスタ(パーティ)に行ったりしますね。
メキシコは本当にフィエスタが多い。誰かの誕生日や季節のイベントの都度フィエスタが行われることが多く、そこでは必ず皆踊るのです。
何を踊るかといえば、定番は盛り上がるダンスの曲のやつ(例えば、
follow the leader – sigan al lider – sbs – YouTube とか)
とサルサ。サルサに関しては、メキシコの殆どの人が普通にサルサを踊れるという。
ああ、ダンス好きにもたまらないメヒコ。。。
食べ物関連のこと
こちらでの食生活。
まず、ごはん一般に関して。渡航後最初は、タコス等のメキシコ料理を色々試す日々。全てが自分にとって新しい味(もの)だから、毎日ワクワクしながら食べてました。渡航から一ヶ月経つと、タコスに愛着が湧くようにもなってくる。
しかし、渡航から一ヶ月半後、タコスに飽きてくる(笑)。特にトルティーヤの味に飽きていました。
そして渡航二ヶ月後には、日本食が妙に恋しくなる期間が3週間くらい続きます。もちっとした日本の米と日本のフツーの料理が恋しくなったのです。。
↑これはとても意外でした。メキシコ渡航前は、「日本食なんて恋しくなるわけない。」と何故か思っていたので。
(以下、日本食が恋しくてしょうがなかった期間に、日本食レストランに駆け込んで食べたものたち。)
ちなみに(勿論?)、メキシコの日本食チェーンレストランだと、日本で食べる日本食の味とはかなり異なることがあったりする。
(例えば、SushirollとかTeikit。ご飯がちょっと硬かったり、寿司の中にクリームチーズ入ってたり、丼物の具がピリ辛だったりする。
今までメキシコシティ内で行った日本食レストランで、「味が、日本で食べる日本食だっ!」と思ったのは、
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Gohantin(メトロ3番線 Hospital General駅から徒歩15分)
↓Gohantinの野菜お好み焼き(70ペソ、約420円)
と
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Asosiación México Japonesaの中にあるレストラン
値段は高めだけど、めっちゃ美味しい。
↓手綱巻(180ペソ、約1080円)とイカゲソ揚げ(値段忘れた)。)
最近は、久々にタコス食べたくなったりして、ここ数日昼ごはんは大体タコス。しかし、定期的に米とか日本食は恋しくなりますし、トルティーヤも定期的に飽きます。。。(下記「*おまけ」参照。)
果物天国、メキシコ。
メキシコでは、色々な種類の果物が一年中食べられます。果物好きにはたまらない。
例えば、スイカの4分の1サイズ(日本のスイカ(大)に換算すると、3分の1くらいのサイズ?)が25ペソ!(約150円)↓
(一応比較として、横に牛乳パック程度の飲み物を置いてみた。)
カットマンゴーも、1カップ25ペソ~(約150円~)で食べれてまう。↓
↓こちら、メキシコシティのアレナコリセオ近くの果物スタンドで買ったもの。パインとスイカのミックス、このサイズで20ペソ(約120円)。嬉しい。
ただ、ペットボトルとか缶に入った100%果汁のジュースを見つけるのが難しい。大きいスーパーに行かないと見つけられない場合もあります。パッケージに果物がプリントしてあるジュースでも、100%じゃないものが多い。
ただし、メキシコシティでは、朝から昼間にかけて営業している、生絞りのフルーツジューススタンドが多くあるため、外で100%果汁のジュース飲みたい場合は、こういうスタンドを探すことが多いです。
↓毎朝CEPEへ行く途中で、私がジュースを買うスタンド(カットフルーツやサラダも売ってる)。味は、オレンジ、みかん、人参、グレープフルーツ等。一杯12ペソ(約80円)。
(メキシコでは、こういう屋台みたいなお店を「puesto(プエスト) 」と呼ぶ。)
ビールが美味すぎる。
メキシコ、ビールが本当に美味しい。
個人的には、軽い口当りのビールが好きなのですが、私が日本で知っている軽めのビールといえば、オリオンビールくらい。メキシコには軽めのビールも苦めのビールもどっちもたくさん種類があって、幸せです。
(普段、滅多にお酒を買って飲むことがないのですが、こちらではたまにビール飲みたくなって買って宅飲みするくらい。)
日本では、アルコールといえばチューハイをよく飲む私。勿論、メキシコでは断然ビール。(たまにテキーラ。)
(↓個人的お気に入りの、XX(ドスエキス))
そういえば、メキシコ(シティ)でビールが美味しく感じるのは、乾いている気候も原因の一つなんじゃない?と言われたことがあります。確かにそうかも。
あと、たまにこちらの人から聞くのが、「ビールと汗の関係」のこと。
しばしば、汗がダラダラ出るくらいの暑い日・時になるメキシコ。「そういう時こそビールを飲む!」と言う人が割といるのですが、その理由は、「水を飲むと、すぐ汗になって水分が出てしまう。でも、ビールを飲むと、汗が留まり、水分が出て行かない。」からだそう。
本当なのか。。。それとも、日本でも有名な話で、私が知らないだけなのか。。。?
以上、メキシコ留学生活開始から3ヶ月経った現在の、率直な感想でした。
またさらに3ヶ月後(渡航から半年後)経った時や、1年の留学が終わった後は、感じることも今とは色々変わるのかなぁと思うので、忘れていなければ(←いい加減)、またつらつらと感想書いていきたいと思います。
*おまけ-メキシコにも米はある。
上記でも述べた通り、たまに米を使った料理が恋しくなります。勿論、日本食スーパーで日本のお米を買うこともできるのですが、炊飯器無しの炊き方をまだマスターしておらず、
また、よく米が食べたくなるわけではない私にとっては(ややこしい。)、ちょっと食べたくなった時(ご飯を少量食べたい時)は今まで困ってました。
何と言っても、お米の少量販売って中々見ないですし。
勿論、普通のウォルマートや日本食スーパーで売ってる、レンジでチンするご飯を買って食べるのも良し。(この前、味噌汁と共に猫飯にして食べましたが、普通に美味しかった。)
ただ、この前、「手軽に“メキシコの”米を味わえる」ものに出会えたので、少し紹介したいと思います。
それがこちら。クノールのメキシコ米です!一袋で2食分入っています。作り方は超簡単。(下記は一食分の作り方)
①鍋(浅くても全然OK)にこの袋の半分の量のお米と、コップ一杯の水を入れます。
②沸騰するまで強火で煮込む。たまに軽くかき混ぜる。
③沸騰したら、弱火にして10分ほど調理。その後、火を消して5分ほど置いておく。(水が足りないかな?と思ったら、ちょっとづつ加えたりする。)
④完成。
こんな感じになります。ちなみに、この写真の時は、コンソメを一かけ入れました。(ちょっとしょっぱかった。。。)
また、「メキシコの米」がスーパーで売られているように、メキシコの料理にも米が使われることはたまーにあります。
例えば、スープの中に入っていたり、ピラフのように調理されて、タコスやケサディーヤのお好みで入れる具材(サルサとか、ワカモーレとか、玉ねぎとかと同じように)としてタコス屋台に並んでいたりします。
↑炭水化物(タコス)オン炭水化物(ピラフ)っていう笑。
おわり。
今年の日墨に応募中のものです。面接などの選考について教えてもらえると嬉しいです!お願いします。
<ほなさん
コメントをいただき、ありがとうございます! 返事が遅くなってしまい、すみませんでした。先ほど、日墨の面接試験に関する記事を当ブログで書きました。(以下のリンク先です。)
https://mascara-sonrisa.com/nichiboku-interview-exam/
参考になれば幸いです。