ダンス

ライブとダンス(&振付)等々が魅力的なSideMについて

すこし前より、アイドルマスター SideMのことを考える時間が1日の起きている時間のうちの4分の1くらいを占めることがたまにある、まそん (máscara-sonrisa)です。

SideMのことを考えたり、Twitterで他のPさん達*1のSideMに関する呟きやアイデア、考え、感想、想い等々をたくさん目にしたり、SideMの楽曲を聴いたり、SideMの番組を視聴したり、、、

そういう時間が最近とても幸せである。

今回はそんな、筆者が夢中になって止む気配がない「アイドルマスター SideM」について、夢中になっている理由/好きである理由を、特にSideMのライブやダンスの振付に焦点を当てながら綴っていこうと思う。

(注1:筆者個人の経験や事情とも絡めて話している部分が結構多い。)
(注2:にわか知識しか持ち合わせていない者であるため、表現や言及が拙い部分があるかもしれない。)

「アイドルマスター SideM」とは

アイドルマスター SideMを箇条書きで説明すると、

  • アイドル育成ゲーム「アイドルマスター」シリーズのうちの1つ。

    (ほかのものは、「アイドルマスター」、「アイドルマスター シンデレラガールズ」、「アイドルマスター ミリオンライブ!」、「アイドルマスター シャイニーカラーズ」等)

  • 男性アイドルがモチーフ
  • 登場するキャラクター(アイドル)は、色々な理由(わけ)をもって&さまざまな経緯を経てアイドルになった総勢49人
  • アイドルは皆「315プロダクション(以後「315プロ」と省略)」という芸能事務所に所属
  • また315プロのアイドルたちは、カラーや特徴の異なるユニットにそれぞれ所属している。(1ユニットあたり2人~5人が所属し、315プロ内には全16ユニットが存在。)
  • フィジカル、インテリ、メンタルの3属性があり、各アイドルはいずれかの属性に当てはまる
  • アイドルたちをプロデュースするゲームなので、当ゲームのプレイヤー(ユーザー)は「プロデューサー(略称「P」)」と呼ばれる

  —

 

といった感じ。

ちなみに私は、YouTubeにてアニメやゲーム作品のライブ映像*2を漁っていた時にSideMのライブの試聴映像(これとかこれとか)を見つけて、それがきっかけでSideMのことを知っていくようになった。

その後楽曲を聴き始め、SideMのニコニコ生放送を見たり、ライブの円盤(ブルーレイ)を買ったりして、やがてSideMのことを色々調べたりするように。

これらを経てようやくアプリゲーム2つ(モバMエムステ)に手を出すようになった、という感じ。

まだ315プロの各アイドルについて&各ユニットの背景をよく知っているわけではないため、現在もモバMの方で少しずつ各アイドルのことを知ろうとしている最中である。

あとはTwitter上で他のPさんによる解説や自担*3についての愛にあふれた説明を見て、「ああ、このアイドルは/このユニットは、こういう特徴や背景を持っているのか。なるほど。。。」と学んでいったりしている。

 

SideMに夢中になっている理由

SideMのことや登場アイドル一人ひとりのことを知れば知るほど、この作品の魅力的な部分が沢山見えてくる。

だからと言って、本記事で書く「SideMに夢中になっている理由」の中でその魅力的に感じていること&夢中になっている理由全てを紹介していくとキリがない。

そのため、今回は現段階で文章として整理できる部分のみ扱っていくこととする。

(いやほんと、

 -楽曲
 -曲の歌詞

 -個性豊かなアイドルたち
 -アイドルごと&ユニットごとのストーリー

 -SideMの優しい世界観(多様な背景、過去、性格etc.をもつ仲間を受け入れるだけの包容力がある315プロのアイドルたち&そしてそのアイドルたちが作り出すSideMの世界)
 -細かなストーリーの設定

等々、SideMは魅力的な部分がこれから述べる点以外にも沢山あって。。。説明しきれないのがもどかしい。)

 

きっかけ

自分にとってSideMを好きになったきっかけであり、SideMの沼にはまっている最大の理由、それは

 

「魅力的なライブ&ライブでのパフォーマンス」

 

である。

(既述であるが、)実際、私はYouTubeでライブの試聴映像を見てSideMを知り、その後「Study Equal Magic!(楽曲視聴動画/1分47秒あたり〜)」や「MOON NIGHTのせいにして(楽曲視聴動画/1分56秒あたり〜)」のパフォーマンス映像を見てSideMの沼にズブズブとはまっていった経緯がある。

(「Study Equal Magic!」(5分39秒〜)も「MOON NIGHTのせいにして」(3分36秒〜)も両方とも含まれている、3rdライブ静岡公演の試聴映像↓)

もちろん、このSideMの「魅力的なライブ&そこでのパフォーマンス」の中には

  • ライブの演出
  • 楽曲
  • 演者(声優)さんたちの技量
  • カメラワークの技術
  • 映像編集

等々といった要素の素晴らしさも当然含まれるわけなのだがその中でも特に、SideMの「踊り」の部分に強く惹かれている

 

SideMのダンス、振付が大好き

 

ここからは、SideMの踊りやその振付についての話を中心に置きつつ、主にSideMのライブ&パフォーマンスの魅力について書いていく。

 

踊りたくなるダンス、振付

筆者は、それこそ人を魅了する踊りや「次はどんな演目が来るんだろう。ワクワクが止まらない!」とか、「あーー!!この曲のこの部分でその振付を持ってくるの、本当に本当に最高です。恐れ入ります。。。」と思うような、人の関心・注目を惹きつけて離さない演技やショーには今まで沢山巡りあってきた。

しかし、

観ている人が

  • 「見ていて楽しいし、振付も踊ってみたら楽しそう!」
  • 「自分もこの振付踊りたい!」

と思ってしまうような(観ている人にそう思わせてしまうような)踊りやパフォーマンス

というのはSideMが初めてで、この感覚に初めて出会った時はとても驚いた。

しかも、SideMの踊りの振付ってそこまで難しくないもの(ダンス経験やテクニックをあまり必要としないもの)も多く、踊ろうと思ったら皆んなその場である程度見よう見まねで踊れなくもない振付も多いと感じられる。

(もちろん、ダンス経験がないと難しい振付や、「いやぁ、この演者さん(声優さん)じゃないと、この振付は踊れないだろうなぁ/こういった身体を使った表現はできないだろうなぁ。」と思うような振付や舞台上での表現も、SideMのライブでは山ほど見られる。)

また、作品の設定として明らかにされているいるユニット毎の世界観やその特徴、アイドル一人ひとりの個性や背景が後押ししているのもあって、それぞれの振付が何を表しているのか/何を意味しているのか把握しやすいというのも、SideMのダンス及び振付が「見ていて楽しい、踊りたい」と思わせる振付である大きな、そして重要な理由の一つかと思う。(この点については、後ほどもう少し詳しく触れる。)

…というのも、踊りを見るのも実際に踊るのも好きな私は、今までも個人的にダンスパフォーマンスとか色々な歌手や声優さんのライブ映像を見て、「ああ、この振付、ひと通り覚えて踊れるようになったら面白いだろうなぁ。よっしゃ、いっちょ動画見て振付覚えるところから始めますかっ。」ってなることは多々あった。(いわゆる「振りコピオタク」ってやつ。)

それで、SideMの踊りに関しても今までと同じ流れなのかな?って思っていたのだけど、どうやら違うみたいで。

Twitterで #SideM振付が天才選手権 をつけたツイート(SideMのダンスの中で好きな振付について思い思いに呟いていく企画)を眺めていた際、ちらほら「踊りたくなる振付」「踊れる振付」と言及している人を見かけ、「やはり多くの人がSideMのパフォーマンスやダンスを見て、一緒にその振付を踊りたくなっているんだなぁ。」と思った。

こう、SideMの振り付けは有無を言わさず(もちろん、人によって踊りたくなる/ならないの違いはあるだろうけど、)観ている人に「楽しそう!私も一緒に踊りたい!踊ってみよう!」って思わせる力があって、そういう「多くの人に親しまれるダンス、振付」で満たされているコンテンツとか作品ってなかなか無いよなぁとしばしば思っている。

 

「踊りに対する敷居の高さ」や、「踊る人/踊らない人の垣根」を消す

あと、このSideMの「見ている人に「この振付踊ってみたい!」と思わせるダンス&ダンスの振付」という部分で言うと、SideMの踊り&その振付が

  • 「踊りをする人」
  • 「踊りができる人」
  • 「踊りをしない人」etc.

の垣根や、踊りに対する敷居の高さを(良い意味で)上手く消している

というのが、個人的にとても興味深く感じるポイントだったりする。

(またまた私の個人的な話になるが、)私がSideMを好きになり始めた時期がメキシコ留学に行っていた期間と被るのだが、その時がメキシコ留学を通して「人と踊りとの関係」について頻繁に考えるようになった時期であった。

例えば、日常の中に踊りがあることとか、生活と踊りとの距離の近さをよく感じたり、踊ることへのハードルの低さというのをメキシコ滞在中に何度も感じていた。

それで、前述の通り、SideMの踊りは見ている人に「このダンス、振付踊りたい!」と思わせてしまうようなものであり、しかも踊ろうと思えば踊れる振付も中には多いため、「ダンスや踊ることに対するハードル」というか、「踊る人/踊らない人」の区切りをあっさりと消し去ってくれていると思い、個人的にかなり興味深い点だと感じている。*4

あと話は逸れるが、魅力的な楽曲の数々もSideMのダンスを「踊ってみたい!」と思わせる一つの重要な要素だと感じる。

 

SideMのあらゆる要素が丁寧に反映されている振付

振付にそれぞれのアイドルやユニット、楽曲の背景&特徴が細かく含まれていたり、また振付の意味を比較的把握しやすいのも、SideMのダンス&振付に関して魅力的な点の一つ。というか、凄い点だなぁと思う。

あらかじめゲーム内などで明らかになっているSideMに関する色々な設定、振付師の方々のご尽力、演者さんの魅力的なパフォーマンス、舞台演出等々が、この点をすごく後押ししているのだろう。

振付師の方がSideMや個々のアイドルの世界観、歌詞の意味を丁寧に振付に反映させていたり、あとは演じている役者さん(声優の方)がステージ上で演じられる際に独自の表現を加えていたりしていて、こういった経緯(+舞台演出を担当される方等の尽力)を経て実際のライブで「SideMの、315プロの○○(アイドル/キャラクターの名前)」としての演者さんのパフォーマンスを見ることができ、SideMの世界や各ユニット、各アイドルの魅力がもっと引き出された状態というのをライブで目撃することができている。

また、(前の項ですでに言及したが、)この「振付にSideMやユニット、アイドル、楽曲の歌詞等々の要素が反映されている&振付の意味を把握しやすい」という点も、前述の「SideMのダンス面白い!踊ってみたい!」と見た人に思わせたり、踊りへの敷居の高さ(踊ることへの壁)を取っ払ったりしている理由の一つになっているのかなとも思う。

そして、ここまで述べた振付への工夫(SideMの世界観やユニット&アイドル個人の背景、これらに関するキーワードとか欠片が振付に細かく落とし込まれていること)やさまざまな振付の意味することが、見ている側(SideMを楽しんでいるファン、Pの人たち)にちゃんと伝わっているという点*5が、これまた興味深い。

私はあまり振付は作らず、ただただ「面白い、踊ってみたい」と思ったダンスの振付を覚えて踊るような人間であるため、これは単なる私の想像にすぎないのだが、振付一つ一つの意味とかその振付が何を表しているのかを、見ている人のどれくらいに伝わるようにするか(見ている人の多くに伝わるようにするかどうか)っていうのは、たぶん振付を考えて指導する人によるのかなって思うのだけど(もしくは作品制作サイドの指示とか)、

SideMの振付に関しては、「楽曲やユニット、アイドルの特徴や世界観をしっかり保ち、さらにカッコ良さとか見栄えの良さ、楽しさをキープしつつも、何を意味しているのか把握(もしくは想像)しやすく、親しみやすい振付」というのがとても多いように感じている。

優しい(≠易しい)。

これって本当に凄いことだと思っていて。なかなかこういったコンテンツというか、こういう振付とダンスパフォーマンスって巡り会えないよなぁ。

 

いや本当に、振付師の方々に大きな大きな拍手を送りたいとか感謝の気持ちを伝えたいと常々思うし、

ダンスを含め丁寧に演じて/表現していらっしゃる演者さんだったり、ライブやライブの円盤化、作品を支えるスタッフの方々だったりに対して「本当にありがとう。」と、よく勝手に思っている。。

それくらい、SIdeMのライブ、ダンスとその振付、ライブでのパフォーマンスは素敵で魅力的。
(個人的な感情がたくさん混じった文になってしまっていて申し訳ない。)

 

‪沼から抜け出せないその他の理由

さて、SideMを好きになるきっかけ&作品に夢中になっている大きな理由の一つが、SideMのライブのパフォーマンスであったりダンスの振付たっだわけだが、継続してSideMに夢中になっている理由はまだ他にもある。

まず、既に少し触れた通り、「SideMのことを知れば知るほど、夢中になっていってしまう。」というのが一つ。

楽曲を色々聞き始めたら、もう

「ああ、あの曲も聴いてみよっかな。」
「え、この曲好き。毎日聞く。」
「あーーーこの曲大好き。あーーー(語彙力ゼロになる)」

「輝、生まれてきてくれてありがとう(涙)」
「咲ちゃん大好きだよ!咲ちゃん!」etc.

となり、

モバM(ゲーム)をやり始めたら

「え、このアイドルってこんな一面があるの?へぇ〜」
「このユニット&ユニットのアイドルたち、なんて微笑ましいんだ。尊い。。。幸あれ。。。」
etc.

となり、

曲の歌詞とかじっくり見始めたら

「こんな意味がこの曲には含まれているのか。なるほど。。。」
「硲先生のLearning Message大好き。もう心に沁みる歌詞。なんなら毎回心臓のあたり抑えながら、頷きながら聴いてる。」

となったりしてる。

 

作品の力以外で、もう一つ自分がSideMにずーっと夢中なっている要素があるのだが、それはこの記事の冒頭にも述べた通り、「他のPさんの、SideMの関する呟きとか感想」である。

SideMのユーザー(プロデューサー、P)やファンの方の、SideMに対する想いや反応、感想とか見るのがとても好き。

文章から、皆さんSideMが好きだったり、作品のことをよく観察していたり、自担アイドルに想いを馳せていることなどがすごく伝わってきて、そういったPさんの呟きがきっかけとなって「あ、今度この楽曲聴くとき、ここの部分に注目してみよう。」とか、「今度MV見る時、このアイドルのこの振付の時、この部分に注目してみよう。」みたいに思い、自分が新しい意識を向ける/新しい行動をしてみることに繋がっている。

ああいう、(あるコンテンツに夢中になっている人たちを)見ている側が「楽しそう。みんな嬉しそう。」って思えるような反応をTwitterやブログに文章として書いていたり、各々絵や行動で表したりするのって、言わずもがな強制されてできるものじゃないと思うから、より一層「本当に、(Pやファンの)皆さんはSideMが好きなんだなぁ、夢中になっているんだなぁ。」と伝わってくる。

そしてそれだけ、SideMというものが魅力的な作品なんだということにも頷ける。

 

SideMの振付を担当されている方々

さてここで、SideMの振付を作られていたり、SideMのダンスの指導に携わっている方々を(筆者が知りうる限りではあるが)ご紹介。

(参考までに、お名前のところにそれぞれの方の紹介ページもしくはTwitterアカウントへのリンクを埋め込んでいる。)

初期のST@RTING LINEシリーズ*6から、ずーっとSideMの振付を担当されている方だそうで、演者さん(声優さん)のSideMに関するコメントの中でもしばしばお名前が挙がる。

「数々の魅力的なSideMの振付の生みの親」と言っても過言ではないだろう。

 

ST@RTING LINEシリーズの03(Beit)、04(High×Joker)からSideMの振付指導に関わっていらっしゃる方とのこと。

 

アイマスの他シリーズだと、シンデレラガールズやミリオンライブの振付指導にも関わりのある方だそう。

 

 

 

ちなみに上記の皆さんは、先日(2019年5月11日、12日に)開催されたSideMの4thライブに振付指導で参加されていた。

 

「さあ、君もSideMの沼に落ちるんだぁぁぁぁ!」(作品の宣伝)

最後に、代々SideMプロデューサーたちから受け継がれてきた「宣伝は基本」の精神にのっとり、ガッツリSideMの宣伝等をしていきたい。

(適宜、公式サイトや試聴ページへのリンクを埋め込んでいるので、参考にしていただけたら幸い。)

ゲーム

まず、2種類のゲームについて。

  • アイドル育成カードゲーム「アイドルマスター SideM」(通称「モバM」、「モバエム」/登場アイドルやユニットの個性・特徴について、テキストベースでじっくり見ていけるゲーム)
  • アイドルマスター SideM GROWING STARS」(通称「サイスタ」、SideM楽曲のリズムゲームが楽しめる&2Dアイドルが喋ったり動いたりするエピソードストーリーが見られるゲーム)

どちらも、App StoreやGoogle Play等で配信中。

前者のモバエムの方は、スマホのブラウザやPCでもプレイ可能。

(ちなみに、2021年8月31日でサービス終了した「アイドルマスターSideM LIVE ON ST@GE!」(通称「エムステ」)は、下記動画のような感じで、3Dモデルのキャラクターが踊るMVが見られるゲームとなっていた。)

 

楽曲

  • 全体曲(315プロのアイドル46人全員が/全員で歌う曲)
  • 共通曲(各ユニット共通で歌唱する楽曲)
  • ユニット曲(ユニット毎に作られた曲)
  • ソロ曲(アイドル一人ひとりに与えられた異なる楽曲)
  • アニバーサリー楽曲(SideMの○周年記念に作られた楽曲。2つor3つのユニットのメンバーで歌われた曲や、ユニット毎の新曲などがCDに収録されている。)
  • ゲーム内企画と連動した楽曲(モバエムの「Cybernetics Wars ZERO ~願いを宿す機械の子~」、エムステのWORLD TRE@SUREシリーズなど。)

等々、今までにいろいろ制作されている。

詳しくは、下記の楽曲に関する公式サイトを参照。

 

ライブ、イベント映像

等々の映像がブルーレイ他で発売中。(↑各タイトルの名前部分にURLを埋め込んである。)

こちらも、詳しくは前述の楽曲公式サイトを参照。

↑2018年に開催されたTVアニメ「アイドルマスター SideM」のイベントの告知映像

 

アニメ

が制作&放送された。

Blu-ray、DVDが発売されていたり、動画配信サイトにて見れたりもするみたい。

 

SideMのPによる感想

先に紹介した通り、筆者はSideMのPやファンの人による作品に対する思いや感想を綴った文章を読むのが大好きなのだが(いかに筆者の人がコンテンツに夢中になって興奮した状態で/熱量たっぷりで書き綴っているのか、文面から伝わってくるのもすごく好き。)、

その中でも特に印象に残っているブログ投稿を以下に2つ紹介する。

まず1つ目。元教師の3人によるユニット「S.E.M(セム)」に所属する、元数学教師の硲道夫が歌うソロ曲「Learning Message(ラーニング・メッセージ)」について、P(もしくはファン?)の方が解説&感想を述べられているもの。

以前Twitterでもちらっと紹介したのだけど、「アイマス(SideM)とは?」、「S.E.Mとは?」という基本的な部分の説明から、S.E.Mの硲さんのソロ曲を丁寧に解説されている良記事である。

(↑楽曲試聴映像。再生ボタンを押すとLearning Messageから試聴可能。)

「学ぶこと」は些細な好奇心や興味がきっかけとなることとか、学ぶこと/勉強をすることで無限の可能性が広がること、答えは一つじゃないこと、学びの楽しさを説いている部分など、Learning Messageの歌詞がとても身に沁みる私としては、上記の記事とこの楽曲をあらゆる人にオススメしたい、としばしば思っている。

(S.E.Mのユニット曲である「Study Equal Magic!」、「∞ Possibilities」とか、S.E.Mの他のメンバーのソロ楽曲も本当に良い。歌詞が身にしみること&聴くと元気が出ること数多。)

 

2つ目。SideMの2ndライブを見に行った方が、見事にSideMの沼に転がり落ちていったご自身の様子(&2ndライブの感想)について詳しく書き綴られたもの。

書かれた内容に共感しまくりながら読んでいっていたのだが、絶妙なワードチョイスと客観的に淡々と書かれている文章がとても面白かった。

時折登場してくる筆者の方の感情(興奮)が露わになる部分とかに微笑みつつ、あれよあれよという間に一気読み。読んだあとは即ブックマーク登録した。

 

さて、長々とまた書いてしまったが(1万字越えって。しかも画像とか図解イラストも全然ない、ただただ感想と文字を並べているだけの記事で1万字って。きっと誰も読まん。)、筆者が夢中になっているアイドルマスター SideMについて、特にライブやSideM楽曲のダンスの振付とその魅力に焦点を当てつつ、たまに脱線しつつ、感想を書かせてもらった。

文字ばかりでさぞかし読み辛かったことでしょう。

感想文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

おまけ-「メキシコで追い剥ぎに遭う」についての思い込みと勘違い

要約すると、「SideMのアニメ内でメキシコに関するネガティブなイメージの流布を助長するような表現が行われていると思われたが、別にそういうわけではなかった。」という話。

事の発端は、2018年に放送されたSideMのアニメである「アイドルマスター SideM 理由あってMini!」の第2話。

その話は大喜利がテーマとなったものであり、その中のお題で「メキシコで追い剥ぎにあった際のリアクション」というのが出てくる場面がある。

1年間のメキシコ留学およびメキシコ滞在の経験があり、メキシコのポジティブな面もネガティブな部分もある程度知っている私としては、やはりこの表現を見て「え、なんでメキシコ?」、「確かに治安悪い部分があったりスリが多かったりするけど、わざわざ「メキシコ」という地域名/国名をここで用いる必要ある?」「メキシコ&メキシコの人々に失礼では??」と思わざるを得なかった。

「ああ、また「メキシコ=治安悪い」みたいなイメージの流布がなされているのか。すごく残念。」とすこし落胆したのだが、よくよく調べてみたら勘違いだった。

SideMの中ではこの「メキシコで追い剥ぎに遭う」という表現がたまに見られるのだが、元をたどると、315プロのアイドルであり、Café Parade(カフェ・パレード)というユニットに所属する元カフェオーナーの神谷 幸広(かみや・ゆきひろ、以後「神谷」)の過去に起こった出来事が起因になっていると。

神谷は世界旅行が趣味であり、さまざまな国を旅していた際にたまたまメキシコで追い剥ぎに遭ってしまって、その後レストラン(ダイニング)を営む男性に助けてもらい、そこで暖かくしてもらった経験から後に自らカフェを開くに至った、という経験があったとのこと。

そして、この話のインパクトが強いからなのか(?)、何故なのかは存じ上げないが、現在に至るまでSideMの中でこの神谷のエピソードに関連した表現である「メキシコで追い剥ぎに遭う」という言葉が時々登場しており、前述のアニメの大喜利シーンで登場した表現もそのうちの一つだったと。

そのため、先に挙げた大喜利のシーンの表現に、特別メキシコの治安の悪さを際立たせるような意図は無かったのだろうと思った。(ただ、メキシコが好きな人とか、メキシコに関わりをもつ人にとってはあまり聞こえの良い表現ではないと思うけれども。)

あと、これに関連することで言うと、結構SideMのPやファンの間では「神谷といえばメキシコ」、「メキシコといえば、神谷」みたいなイメージの連想ができているみたいで。

例えば、現在アプリゲームの「エムステ」との連動企画として「WORLD TRE@SURE(ワールド・トレジャー)」(通称「ワートレ」、「WT」)という世界の色々な地域をテーマにしたゲーム内イベントの開催&楽曲制作が随時行われているのだが、

次がどこの国or地域がテーマになるのか、そしてどのアイドルが次のWTのゲーム内イベントに参加するのか、というのは順番に(1、2ヶ月に一つの国or地域のペースで?)発表されているような感じであるため、まだ明らかになっていない部分も沢山ある。

そこで、SideMのPやファンの間ではしばしば「次のWTはどこの地域かな〜」とか「次のWTは誰が参加するのかな〜」といった声があがるのだが、やはりそこで「メキシコ」とか「神谷はメキシコ」みたいなコメントをちょくちょく目にしている*7

そういえば、今年(2019年)のエムステのエイプリールフール企画「さいこうの夜」では、Café Paradeのストーリーにて同ユニットのメンバーがメキシコに辿り着いていた。「地面掘り続けたら、メキシコに着いちゃった」という話。

今後はどんなメキシコに関連する話がSideM内で見られるのか。

 

後注

*1. 「プロデューサー」の略称。SideMでは、ゲームのプレイヤーのことを「プロデューサー」と呼ぶ。(アイドルをプロデュースするゲームであるため。)

*2. キャラクターの声を担当されている声優さんが、実際にステージに立ってライブを行っているもの。最近はこういった形式のライブの開催が増えている。

*3. ゲーム内でプロデュースをしているアイドル、キャラクターのこと。「自分の担当(するアイドル)」の略だろうか。

*4. 念のため補足するが、ここで書いた「踊る人/踊らない人の垣根を消す」の意味は、決して「演者/観客の区別を消す」といったものではない。
SideMのダンスの振付の中に、「踊ってみたい!」と見ている側に思わせるものが多く、また見よう見まねで踊ることができるものも幾つかあると感じられるため、いつもは踊りを”見ている側”だったり、つねづね踊ることに苦手意識がある人でも踊りを楽しむことができると考えられた。
このような筆者の感想から、SideMのダンスを通して、「踊る人(自分の身体を使って踊りを行う人)」と「”普段は”踊らない人(〃踊ることはしない人)」みんなが踊りを楽しめ得るだろうと考え、本注釈の最初に挙げたような言葉(「踊る人/踊らない人の垣根を消す」)を文中にて用いた。

*5. 演者さん(アイドルの声を担当し、ライブでも実際にパフォーマンスをする声優さん)が振付の意味について公に話すことで、振付が表しているものについて明らかになる場合も多い。

*6. SideMが始まった初期にユニット毎に制作された、楽曲とドラマパートを含むCDシリーズのこと。1ユニットのCD1タイトルにつき、
・ユニット曲2つ
・共通曲である「DRIVE A LIVE」を、そのユニットのメンバーのみで歌ったもの
・ドラマパート
を収録。詳しくは楽曲に関するサイトを参照。)

*7. 2019年5月30日追記:近日開催されるワートレ in ロシアへの神谷の参加が発表された。そのため、「神谷が「ワートレ in メキシコ」に参加する。」というのは実現しないことに。

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